除菌・ウイルス除去99%表示について

コロナ禍で、新型コロナウイルス感染防止のために、手洗いやうがいはもちろん、市販の様々な「除菌剤」と呼ばれているものを使われていると思います。

「除菌剤」を購入するとき、「99%ウイルス除去」「99.9%除菌」などの表記があるものは、モノに対する効果をうたったもので、人体に対するものではありません。「衣服」「家具など」が対象というわけです。このような表示はよく読むと記載がありますが、「1つの菌」「1つのウイルス」に対しての試験・効果を表しています。

最近、「次亜塩素酸」を使った消毒液を人体に用いると危険という報道があり、一時対象となる商品へのバッシングがありました。その後、「次亜塩素酸」と「次亜塩素酸水」を混同する誤解(両者は別物)などもあったため、消費者庁などから説明文も出されました。

新型コロナウイルスの正体が判明していないため、どの商品が効果があるとは言えないのが現状です。東京都健康安全研究センター(森氏)によると、ウイルスの感染力に着目すると、薬用ソープを使うことで、感染力を弱めることはなく、物理的に洗い流すことの効果を表す内容として、手洗い前のウイルス残存数を100万個とすると、流水で15秒手洗いすると1万個に、ハンドソープで10秒または30秒もみ洗い後、流水で15秒すすぎで100個に、ハンドソープで10秒もみ洗い後、流水で15秒すすぎを2回すると数個に。

せっけんで泡立てて、しっかり洗い流すことが大切という。

ヒキダスアドバイザーの気になる雑記

心理カウンセラー、コンサルタントの仕事において、また、日常で気になることや印象に残った出来事などを書いてみたいと思います。気軽に読んでいただけるとありがたいです。

例年、2月4日が「立春」となっていますが、今年は36年ぶりに2月3日に。「立春」は、二十四節気において、春のはじまり、1年始まりとされる日です。まだまだ、厳しい状況が続く中ですが、1日も早く、以前の日常に戻るよう願いながら、前向きに日々を過ごしていきたいと思います。